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ラストL-M 組紐技法入門シリーズ・手操作法の部 日
本語版 3-31-2004
イラストL-M 組紐技法入門シリーズ
手操作法の部 クテの作り方
材料
1. クテ本体部分:ラグ用麻経糸 8/8 番 又は上質の麻紐(ケバのないもの)クテ1本につき 50-70 cm.
2. 足糸:タコ糸 或はポリ糸などで撚りの強い糸、本体用の糸より細いもの。 約 25 cm に切ったものクテ1本につき2本
3. 蜜蝋少々
用具
鋏、物差し、マーカー、蝋を溶かす容器(小さい缶詰の空き缶など)湯煎用鍋、糸撚り具、座布団
糸繰り具として下記の1,2,3などがある。
1. 100-200グラムほどの錘(組紐の玉、缶詰、石など、回転させやすい形のもの)に約20 cm
の紐を着ける。紐の他端に小さい鉤を着ける。糸を撚るときにつけ根が一緒に廻ってしまわないよう麻糸の1端ををクッションなどに針で留め、他端を糸撚り噐
の鉤にかける。錘紐と麻糸が支点から真直ぐに張るように左手の掌で捧げる持ち、錘を手からぶら下げる。右手で錘を軽く打って回し糸を撚る。
2.
糸撚り噐。手芸品店で売っている撚り紐を作る機具。1と同様にして機具の鉤に麻糸をかけハンドルを回して麻糸の撚りと同方向に撚りをかける。上撚りをかけ
る時は鉤が逆方向に回るようになっている。
3.
管巻噐(緯糸を小管に巻く機具)。紙製の小管の1端に小さい鉤またはペーパークリップをつけ、その端を先端にして管を回転軸に取り付ける。麻糸の一方の端
のループを鉤にかけて、左手で結び玉の端を持って糸を張り、軸を回して紡ぎ車の要領で麻糸に撚りをかける。手動のものと電動のものがある。
出来上がり丈:本体部分約 25 cm、足糸:約 10 cm 精度1 cm 以内
基礎技法には初歩9本、熟練17本のクテが必要。(両面亀甲には1人18本、4人で72本)
作り方
1. 麻糸の一端に結び玉を、他端は小さい輪に結ぶ。
2. 両端から約6 cm の位置にマーカーで印をつける。(印の間が一定の長さになるようにする)
3. 結び玉に待ち針を通して、固定点で麻糸がくるくる廻ってしまわないように座布団に固定する
4.
他端の輪に糸撚り噐の鉤をかけ、麻糸を張って持ち麻糸の撚りの方向に撚りをかける。「撚り返し」ができない様に気をつけながらできるだけ堅く撚る。しっか
りと張ったままでしごいて撚りを慣らす。
5.
麻糸の両端を左右の指先でしっかり持ち糸が張っているように気をつけながら錘と待ち針からはずし、両端の印を合わせ、合わせ目を重ねて撚り合わせる、或は
機結びで繋いで撚った紐を輪にする。継ぎ目が輪の中央に来ないようにする。輪の片端を待ち針を通して座布団に固定し他端を撚り具の鉤にかけて今撚った向き
とは逆方向に撚る。その間紐の両端が絶対に指の間からはずれないようにしっかり持っていることが肝要。もし外れたら糸撚りからやりなおす。また、鉤の端か
ら撚りが掛かる傾向があるから、全体に一様に撚りが行き渡るようにしごきながら撚る。両端が輪になった約25 cm
の撚り紐ができる。クテの本体部分である。
6.
必要数の撚り紐ができたら、湯煎にかけて溶かした蜜蝋につける。蝋が沁みたところで取りだし新聞などの上において余分の蝋を沁みとらせる。蝋が固まったら
更に余分の蝋をこそぎ取り、新聞紙の間に挟んでアイロンをかける、或は熱湯で煮て余分の蝋を除く。乾燥する。
7.
タコ糸の両端を一緒にして、できるだけ端近くを一重結びで結ぶ。その輪の端をクテの本体部分の両端の輪にヒバリ結びでつける。始めのうちは滑りが悪く堅く
て使いにいが、滑らかになるまで使い込んで欲しい。
毛糸で作るクテ
1. クテ本体部分:ラグ用毛糸 クテ1本につき 25 cm.
2. 足糸:タコ糸 或はタコ糸位の太さの撚りの強い丈夫な糸、 約 25 cm に切ったものクテ1本につき2本
3. 糊
用具
鋏、物差し
作り方
1. 25 cm に切った毛糸の端に糊を一寸つけ、糊をつけた部分を結び込むように結び玉を作る。
2. 切ったタコ糸の両端を一緒にして、できるだけ端近くを一重結びで結ぶ。
3. 糊が乾いたら足糸の輪の端を1本づつ、クテ本体部分の両端にヒバリ結びで結び付ける。