L-M BRIC ニュース
註
註1 Cardale- Schrimpff, Marianne, 'The Techniques of Handweaving and Allied Arts in Colombia,' (Ph. D. diss., Oxford University, 1972.
註2 前者は、また「A字型組口法」、後者は「V字型組口法」とし ても知られる。
註3 ここで図解に頼れば、掌の向きが異なるもう一つの方法がある ようにも見えるが、逆に考えれば、ループを上から引っ掛けて取るには、掌が多かれ少なかれ下向きになるということではないだろうか。
註4Lebedeva, N. I., 'Priadenie i tkachestvo vostochnykh slavian v. XIX-nachel xx v.,' Trudy Instituta Etnografii im. N. N. Mikluho-Makalaia n. s., 31, 1956.
註5 ある種の囓歯類。ここでは実際のイメージとは外れるかも知れ ないが、わかりやすいようにネズミとする。
註6 Speiser, N., The Manual of Braiding, 3rd ed., p. 85, 14*34d; 'Unusual braids produced by Loop Manipulation,' Weaver's Journal, v. X, no. 1, 1985, p. 70, Fig. 9.
註7 第2法によるループ数7の基本3組紐組成事実についての報告 はないが、正倉院宝物の組紐にループ数7の例が見られる。正倉院宝物の角組は第2法を用いて組成されたとされている。
註8 Marianne Cadale-Schrimpff の報告にも、ハンモックの両端部分をループを使って作る方法に触れた部分がある。このような場合、複数組手による連結が行われている可能性があるが、記録 はない。
註9 註6 参照, p. 86, 右最下図; 同註 Weaver's Journal, v. X, no. 1, 1985, p. 72, Fig. 17, 上図.
註10. 木下雅子、L-M BRIC News no. 2, 1999.
註11. 鎌倉円覚寺の名宝展(財)五島美術館(東京都世田谷区上 野毛)2006/10/28-12/03
註12. 鎌倉円覚寺の名宝 七百二十年の歴史を語る禅の文化 五 島美術館展覧会図録、東京:2006.
註13. Report for L-M BRIC NEWS No. 10
註14. Kinoshita, Masako, 'A Braiding Technique Documented in an Early Nineteenth-Century Japanese Treatise "Soshun Biko,"' The Textile Museum Journal 1986, 1987. 木下雅子、日本組紐古技法の研究、京都:京都書院、 1994.
註15. 日本組紐古技法の研究、京都:京都書院、 1994、p. 128-132.
註16. 同上、p. 146-150. 又、小村真理、新資料発見 中世片表亀甲組組紐組み方、BRIC News No. 7, 2004,
註17. これに対して、懸守の紐の構想では、3人の組手がそれぞ れ11本(奇数)のループを持って組む。したがって要素数は11 (奇数)x12=132になる。
註18. 古代から中世の組紐の糸に関する調査、○小村眞理 井上 美知子 木沢直子((財)元興寺文化財研究所)、志村 明(絹織製作研究所)、佐藤昌憲 佐々木良子((独)奈良文化財研究所) 櫛引八幡宮の国宝赤糸縅鎧の修理 のための調査で小村は耳糸の亀甲組紐の中に細い強Z撚り絹双糸が入っている事をマイクロスコープ写真から見出した。中世組紐の全てに見られるものかどうか はわからないが、小村は更に中尊寺蔵藤原秀平棺中の紐(中尊寺の紐)、その他数例にも同種の糸が見られることを見出した。その目的として、組紐の補強、伸 縮性の制御、まじない等が推量されているが、不明である。
註19 「し」は漢字で糸偏に麗と書く。標準の漢字表にないために コード入力しなければならない字であるため、ブラウザによってブランクや疑問符になってしまうことがあるので、平仮名を用いた。
註20 2006年11月15-19日 団長・勝山織物株式会社絹 織製作研究所代表 志村明氏 科学研究費基盤(C)(2)15520422「文化財の復元材料としての絹糸の調査ー古代から近世のループ操作による組紐 を中心としてー」
註21 布目順郎、養蚕の起源と古代絹、東京:雄山閣, 1979.
註22 満城漢墓発掘報告、中国田野考古報告集 考古学専刊丁鋳第 20号、中国社会科学院考古研究・河北省文物管理処、北京:文物出版社、1980.
註23 Collingwood, Peter, The Technique of Ply-split Braiding, Petaluma: Unicorn Books and Crafts, 1998. POTの日本語訳「平織様斜行トワイニング」は木下雅子による。
註24 木下雅子,「大葆台漢墓出土の八角目複合組み組織の纓の組 成法につ いて=On Construction Method of a Lacy Silk Fabric Fragment from Tomb No. 1 at Ta-bou-tai (大葆台) Excavation Site (1974)」,国際服飾学会誌=Journal of International Association of Costume,no. 15,1999.
註25 Kimberly Frodelius は創造的時代錯誤協会の会員として中世書記学其の他を趣味的に勉強している。本職は音楽家及びフリーランス、グラフィックアーティスト。既婚、6人の子持 ち。
註26 Lois Swales はZoe Williams Kuhnとの共著 Fingerloop Braiding :Compleat Anachronist #108, (Milpitas, CA: The Society for Creative Anachronism, 2000)で、大英図書館蔵MS「Harley 2320」中のループ組紐記録を始めて現代語訳した。更に(ニュース第8号、註1)を参照
註27 British Library MS Harley 2320はl-m組紐手法の記録を含む15世紀イギリスの「家政書」である。Swales/Kuhn本の外にElizabeth Benns/Gina Barrettによる Tak V Bowes Departedがある。
註28 スペイン、ボルハのタラゾーナ聖マリア教会堂所蔵の聖壇画 15世紀の聖母子像は種々の染織手工芸に励む聖処女に囲まれている。中で聖ルチアが8ループ組紐をする姿が描かれている。
Note 4 The Institut Amatller d'Art Hispanic. http://www.amatller.com/index.htm.